気持ちを伝えるのは言葉じゃなくてもいいのです

※この記事は2018年10月11日にアメブロで掲載した記事を一部改編しています。

「何でも言ってね」は意外と難しい

 『何でも話してごらん』とか『何でも聞くよ』って、よく言われたり、言ったりしませんか?

でも、そう言われても 、言葉が見つからない 時もあるし 、どこから話したら良いのか わからない 時もある。 

言いたいし、聞いて欲しいし、わかって欲しいし気づいて欲しい  そしたら何か変わるかもしれない 。

 でも、言えないの。  

カウンセリング とか 相談 って、 わかるように話さないと、とか順を追って話さないと、とかちょっと身構えませんか?

何に困ってるか、何に悩んでるか。 そもそも、それが明確にならないと、相談っていうフィールドに立てないような気がしちゃう。

  でもね、 ポコアポコカードとか、パステルアートとかって 悩みや 気持ちそのものを言語化しなくていいんです。

 悩みや 気持ちそのものに触れなくてもいい。  

なんとなく気になる色や絵を見て気になる理由を、聞き手と話し手で一緒に言葉にしていくから。  語彙力とかいらないんです。

「わからない」「感じない」から、一歩踏み出してみればいいの。

とりあえず気持ちを出してみて、そのあとで、色や形として、気持ちをそのまま表現して、眺める。  

あー、心の中、こうなってたんだ、って、見る。見るだけ。 

 それだけでも、ちょっとスッキリするの。  

出てきた気持ちは、もういらないな、って思ったら空に放てばいい。風船が空に飛んでくように。 

大事にしたいなって思ったら、宝物にしたらいい。

  タッチケアも、身体のどこがしんどいか、ハッキリとわからなくて、触れてもらって初めてあー、実は身体のココがこんなに頑張ってたんだ って気付く。そして、触れてくれている人との対話でだんだんと気持ちが言葉になっていく。  

世の中って言葉重視でそこが苦しい時もある。 私自身が、気持ちと言葉がすぐにリンクしなくてすごく辛いことが多かった。国語は得意で語彙力あるはずなんだけど(笑) 

言いたいのに、言えない。言っちゃったけど、なんか違う!とかたくさん経験しています。  

二人目が生まれた後、育児で息詰まってカウンセリング受けに行ったのに『えっと…(沈黙)…』なんてこともあって、大して深刻じゃなかったエピソード話しちゃったり。

で、なんか解決したような、してないような、へんなモヤモヤは残ったまま。 具体的に、ここに登録したらどうかとか、こうしてみたら、とかは教えてくれるんだけど、今 どうなっていてどうなりたいとか、どうしたいとか、自分の中のそういうことが見えてこなかったんですよね。

だから、子育て支援事業に登録したり、生活習慣を見直したりしても、何を目指してそうしてるのか、ピンとこなかった。   

ポコアポコカードは、「今」を大切にして、「次」を応援してくれるツールです。

わたしは、ポコアポコカードに出会って、「こうありたい」をイメージできるようになりました。

そんなわけで、口ベタさんほどデイリータッチケアとポコアポコカードをぜひ。   

言葉にできないって、しんどいよね。

 言葉にできないことも、いろんな方法で伝えられるんだよ と言うことを知っている、というのが私の持ち味です♪