【ヌリエール】塗り絵で見えた『学校』

長男が今、学校にいる時間がしんどい時間になっています。それを知ったのは2月の始めごろ。

長男には、学校が、こんな風に感じるそうです。
これは、ポコアポコカードの仲間『ヌリエール』です。
たまたま今度のパステリア書の用意で居間に出していたら、おもむろに塗り始めました。
絵を見ながら話してくれたのは…

自分は道の手前にいて、黄色い壁は、警戒色屋根からは望遠鏡で見られていて皆からの視線が怖い赤と黒は恐怖皆が自分をどう思ってるか不安

今の彼にとって、学校はそういうところなんだそうです。
隣の席の子に、授業中長男の文具を勝手に使われたり、班活動で役割を回してもらえなかったり、教科書やノートをさわられたりするんだそうです。それを話してくれたのは、この絵を描く数日前。その前から、行きたくない、ということだけは訴えていましたが、苦手なマラソン大会もあったので、そちらが主な理由かと思っていました。

私は、『そりゃこんな学校は辛くて行けないよなぁ、』と受け止めました。

このあと、『どんな学校だったら行きたい?』と投げ掛け、塗ってもらいました。
仕上がったのはこちら。

長男による解説↓
壁は同じ黄色だけど、穏やかな黄色。鳥は自分で、中で楽しく勉強している。まわりはピンク。みんな優しい目をしている。(屋根の顔)給食は、蟹とアイスクリーム♪屋根から出てるのはカニの目と、泡。
(補足・図工の木工作で作ったカニを誉めてもらったと、嬉しそうに話していました)

学校で休み時間に書いたという自由帳の絵はグロテスクな絵が多くなり、キャラクターに刃物が刺さっていたり体がちぎれていたりして、いじめてくる子がこうなれば良い、とまで言いました。


そんな風に思わないといられないほど、こんなにも長男の心は傷ついている。
それがわかったので、頑張れる日だけ、学校にいこう、と言うことにしました。

ひとりじゃないよ、味方だよ、守るよ、それを伝えたくて、いつもより意識してスキンシップも増やしています。

とりあえずは、クラス替えまで。