ASDタッチ講座受講しました

国際リドルキッズ協会による、自閉症タッチセラピー講座。

以前には対面で、その後もオンラインで学び続けていましたが、今年日本では唯一横浜で開催される対面講座に、オンライン受講生枠で参加できる!と言うことで、行ってまいりました。

ワクワクするアイテムが並んでいます!

同じ講座を何度も?と思う方もいるでしょう。
同じテキストをなぞるだけの講座なら、私も一度きりでお腹いっぱいです。
でも、ティナの講座は違うのです。

ティナ先生は、活動の幅をますます広げ、今年はスタンフォード大学でのプログラムが発足。
また、彼女は論文マニアなので最新情報を常にチェックしています。
もちろん、世界を回っているティナ自身の経験もどんどん増えています。

講座の魅力は、ティナ先生から学ぶことに限りません。
ティナ先生の講座は、受講者の質問がとっても重要な役割を果たします。
言語聴覚士さん、作業療法士さん、保育士さん、看護師さんなどのプロや、ASDのお子さんを持つ方からの質問は、貴重なケース研究のよう。
こういう場合にはどう考えられるのか、ティナ先生に投げかけると、とても丁寧にあらゆるタッチの可能性を示してくれます。
もちろん毎回違う方との出会いがありますし、再受講の卒業生さんからは学んだことの実践を踏まえた質問が出てくるので、常に新しいことを学べます。
そこが、直接ティナ先生から学ぶ意義の一つだと私は思っています。

今回も素晴らしい出会いがありました。
全国各地から集まってくる受講生の皆さんお一人お一人が、ASD特性を持つお子さんがよりよい時間を過ごせるよう、熱心に学び、考えるために来ています。
実技の練習時間には、どう言うふうに手を動かしたら、皮膚感覚が過敏な子にもタッチを心地よく思ってもらえるだろうかを、時に真剣に、時に楽しく、仲間をモデルに何度もトライします。(その様子はリドルキッズのインスタでご覧いただけます)

ティナ先生と私

二日間の濃密な学びの締めくくりに、修了証をいただきました。
仲間への感謝、ティナへの感謝、そして学びたいと思わせてくれる子どもたちへの感謝をお土産に、また自分の場所へ戻ります。

今回の学びをきっかけに、私の講座の内容を改編しています。
プライベートであること、丁寧な聞き取りでオーダーメイドな内容をお届けすることはそのままに、本講座1回+フォローアップ1回だった開催回数を見直します。それに伴い、受講料も改定します。

また、従来の家庭向けのタッチセラピー講座に加え、先生にもタッチを伝えたい!教職課程の一つになってほしい!と言う思いが一層強くなっています。
保護者並みに子どもと触れる保育士さんや幼稚園の先生が、プロとして意図を持って触れることを当たり前にしたいのです。がんばりたいなぁ。

6月に告知、お申し込みをスタートし、7月から開講を予定しています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。