これは2017年5月にブログに投稿したエピソードです。
Facebookが思い出としてお知らせしてくれました。
こちらのエピソードの続きです。
遠足の日の宿題が、遠足の日記でした。
楽しくなかった遠足のことを日記に書かなければいけない、ということがすごく辛そうでした。
日記帳を開いて固まっていました。
私は、事情を聞いて、
『うそついても仕方ないし、いまの気持ちそのまま書いたら良いと思うよ』そう、話しました。
その結果、
『いっぱい いじめられました』
『ぜんぜんたのしくありませんでした』
という日記になりました。
でも、本人はちょっとスッキリしていました。
翌日、私は長男が先生に日記を提出できるのか、ちょっと気になりつつ、学校へ送り出しました。
長男は帰宅するなり
『先生がね、遠足の日の日記のこと友だちに話してくれたんだよ』と
晴々とした顔で話してくれました。
日記を読んだ担任の先生は、すぐに長男に事情を確認して当人同士での解決の仲立ちをしてくださったそうです。
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先生や相手のお子さんに直接話しては訴えられなかったけれど、
書いて伝えたことで、自分の気持ちを理解してもらえた
という経験ができました。
気持ちをその場で、言葉で伝えることも、
必要で 大切なことです。できるようになって欲しいと思います。
そのために、
自信をもって気持ちを伝える方法が別にあって
その方法での成功経験が増えていけば、
きっと違う方法へも挑戦出来るようになるんじゃないかな、と思います。
思いを伝える、いろんな方法があります。
直接話す
手紙を書く
絵にする
歌にする
造形にする
まだあるかもしれません。
何かひとつ、
自分の気持ちを素直に伝えられる方法を
見つけてほしいなぁ
あなたの、
あなたのお子さんの
得意な表現方法はどんな形ですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの手で、心と心が優しく触れあえますように…
今となっては、このエピソードを覚えているかわかりませんが、たくさん塗り重さなった彼の心の下地の一枚になっていたらいいなと思っています。
