小4男子 経験を活かした二度目の転校

小4の長男は、転校2回目。
最初の転校は2年生、東京から大阪への転校でした。

その時の経験を踏まえての、今回。彼なりに色々と改善していておもしろい。

1) 友だちには敬語を使わない
「敬語使うとねー、しっかりしてるとは思われるんだけどね。」
長男と話したことがある大人は一様に「なんでそんなに敬語が使えるの?!」と驚きと共にとても感心してくださいます。

敬語は彼のバリア。そして、彼は同世代が苦手。
それを、初対面の同世代に対して取っ払うのは大きな決意があったんじゃないかな。

2) わからないことは友だちにすぐ聞く
わからないこと、知らないことは聞く。
当たり前なんだけど、これって結構勇気がいるんですよー。
2年生の時も、彼なりに聴いたらしいんだけど
2年生の質問に2年生が答えるって必ずしも的確ではないことも多い。
聞き方に言葉が足りなかったり、答える内容が的確じゃなかったり。
だから解決しないことも多くて、すごくもどかしそうだったー
そのあたり、さすが四年生。先生に聞かなくても的確な答えがもらえたり、解決したり出来るわけです。
そこに、長男がすごく手応えを感じているらしい!

着る服にも変化がありました。
前は黒ばっか着てて「なるべく目立たないようにしたい」って言ってたのに
転校初日に自分で選んだ服が

黄色!
勝負に出たと思いませんか?めっちゃ目立つでしょ?!
やってやる!みたいな気合い感じて母うるうる。

結果、
家で「わからない!」「どうしよう」「行きたくない」と言わないー!
その代わりに「まぁ、あとは聞けば良いか、」とか「まぁ言われてないから大丈夫だよね、」って。
相変わらず朝はお腹の調子悪いときもあるし、玄関出るときに「気持ち悪い….」とか言うんだけど、別れ際は実に爽やかです。

あとね、嫌なことされたとき「やめてよ」ってハッキリ言うようにしてるんだって。
「前ならニコニコしてるだけだったんだけどねー」
変えていこう、と意識しているのが彼の言葉からよくわかります。

転校して、いい感じにキャラ変出来た長男。
すごい。 

「転校」という、良い方にも悪い方にも転がる出来事を自分の力で良い方に進めている。
母は嬉しい。