セルフケアはママにこそ。

私が所属しているOhanaデイリータッチケア協会の代表、石井ちあきさんの「完璧な親なんていない」というタイトルのブログを読んでインスピレーションを受けたので、今回はそのお話です。

ちあきさんのブログはこちらからぜひ。

印象的だったのが、

「母の育て方で全てが決まってしまうわけじゃない」という言葉。

ほんとソレ。

子育て始まった最初の方って、

子どもの命と、その子の将来、全てを抱えている感じがして

緊張しますよね。

私も感じてました。

だって、赤ちゃんて出来上がってない部分が多すぎて。

口に入れるもの、睡眠時間、お肌のケア、体型や免疫、何を見てどう考えるのか

全てにおいて、親の匙加減、考え方が影響しているって考えたら

ものすごく責任重大じゃん。

みんな、

「この子がこうなのは○○だからじゃない?」って言うんだけど、

○○に入る言葉って大抵、その子の生まれ持ったものじゃなくて

母乳だから、とか、外で遊ばせてないから、とか

親のしている行動や言葉が入るわけです。

で、親自身としても、

「私がこうだからじゃないか」と自分の関わりがその子の全てを左右しているように思い、

子育てのハウツー本を読み、ググり、悩むわけです。(このループにいる時本当に辛かったです)

 

確かにそう言う、親の行動=子どもの全て みたいな時期って

一定期間はあると思うけど、

それも集団に入るまで。

 

私が幼稚園で働いていて感じるのは、

子どもたちって、周りの全ての環境からたっくさんのことを

見て、感じて、考えているってこと。

同時に、おうちでのルールやおうちでの考え方も、とても大事にしている、ということ。

子どもたちは、幼稚園や保育園、近所の公園で知らない子と遊ぶ時も、

「うちとは違う考え方」に出逢います。

時々おこるのが

「最後に使った人が片付けるんだよ」「最初に出した人が片付けるんだよ」

という行き違い。

よくよく聞くと「うちではそうだもん」。

なんとも微笑ましい♡

「幼稚園では、遊んだみんなで協力して片付けようか〜」と声をかけて

みんなでお片付けをしました。

そうやって、家庭で学んだことをまずひとつの基準としながら

新しい考え方も受け入れていくわけです。たくましい。

 

一つのことでも、場所やメンバーによって

いろんな方法、考え方があるんだ、と知ることで

その子が何か考える時の材料が増えていきます。

 

そうやって、その子なりの「大事にしたいこと」とか価値観が

育っていくんですね。

段々と、親の価値基準とは離れていくのです。

もっと言えば親が影響する部分が小さくなっていくのです。

だって、親の言うこと、何歳まで聞いてた?って話。

(支配的な親だと話は別ですが)

生活習慣はね・・・ある程度大人が手助けして道筋作ってあげることが重要だとも

考えています。

でも思春期あたりになってくると難しいなと思うこの頃です。

 

さて。

誰かの考え方や行動には、

その人のこれまでの出会いや経験が必ずあってのこと。

生きていくための考えであり、行動です。

 

そこに思いを巡らせることができた時、

「私の行動や考え方の背景」から成る「私」のことも

もっと大切に、愛おしく思えるんじゃないかな〜。

 

自分のことはこれからも、新しい出会いや経験によって

アップデートしていけるのです。

 

もちろん私にも振り返ると黒歴史はたっくさんあります(笑

今は「そうしないと生きていけなかったんだな〜」

「そうしてでも、生きていてよかったわ」

「まぁよく頑張ってたよね」

そう言うことができます。

あの時言って欲しかった言葉を、今の私から言うことで

慰められるのが不思議です。

 

それがわかりやすいのが、セルフタッチ、セルフケアだと思っています。

そんなわけで、私は全ての講座で

セルフタッチから始めています。

家事、育児、お仕事で、24時間フル稼働な人に

ほんの数分でも、自分を大事に大事に撫でる時間を作ることで

自分自身を大切にすることの安心感を感じてもらえたら嬉しいです。

 

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