登園拒否 オレンジ、緑、からの青

また末っ子3歳の登園しぶりが発動しました…   月曜日、朝から体操服に着替えてくれず 『幼稚園行かない!お休みするー』と 爆発。  

焦る気持ちを押し込めつつ、 朝ごはん食べたら気持ちも落ち着くかな と シリアルを入れる器の色を 『どれにする?』と聞いてみると   赤(見方によってはピンク) 黄緑 水色 紫 オレンジ   この中から選んだのが  

オレンジ。    

これなら幼稚園行けるかな、と前向きに読み取りつつ 朝ごはん。    

そうしたら、食べてる途中からまたメソメソ…    

『いま、みどりのきもちー。幼稚園いきたくないー』  

自分から色で気持ちを言ってきた…

びっくり

(後で聞いたら、畳みたいな黄緑だった って教えてくれました)   葛藤しつつもバランス取ろうとしているのかな、と思いつつも 焦る私。 ちょっと強引にでもプッシュしたら行けるかな なんて。    

その後、 強引に連れていくにも着替えすらしてくれず あの手この手を尽くし、私も力尽き   とりあえず抱っこして お互いオキシトシン出そう

ショボーン

 と 泣く娘を抱っこでトントンしているうちに   私もなんだかチカラが抜けて 『あー、もう良いや、今日は休みにしよう』と決めました。

たぶんオキシトシンパワー。    

その日の昼過ぎ、 たっぷり一人遊びをして落ち着いた末っ子に 『今は何色の気持ち?』と聞いたら 『青。』ですって。    

  この瓶の、青いラベルがピッタリきたそうです。   ちょっと深めの青。  

気持ちが内向きだったのかな。       末っ子のお腹が緩かったこともわかり、 そんな体調面の不安も重なって 気持ちが外に向かなかったのかな、と感じました。    

『行きたくない』って、 一言で言えちゃうけれど、 ナゼかは一言では言えないから 親子でもお互いにもどかしいんですよね。        

で、夕方。  

末っ子『あした幼稚園に行く!』   私『おぉ、良いね!何色の気持ち?』     末っ子『みどり!』     …同じ緑でも、 行けるときの緑と 行けない時の緑があると 判明

えー

これこそが、色の二面性。 1つの色には ポジティブなイメージも ネガティブなイメージも同居していて   だからこそ、色を選んだ それだけでは 本当の気持ちはわからないのです。    

ということで、 今度は、末っ子にも色から何を連想するのか聞いてみたくなりました。    

あたたかい?  つめたい?  にぎやか?しずか?  ゆっくり?はやい?  うれしい?さみしい? そんな感じで。  

まだまだ語彙が少ない3歳9ヶ月。 少しずつ、色を道しるべに 気持ちを表す言葉が増えてくると良いなぁと思っています。      

子どもの心って、 泣いたり拒否したりしつつも 刻一刻と変化していて、 子ども自身はそれをしっかりと感じているんだなぁと感じたエピソードでした。

最後までお読みくださり、 ありがとうございました