先日、ポコアポコカードのインストラクター向けのお茶会に参加してきました。
目次
お茶会レポ
お茶会のタイトルは「アートセラピーを知ってちょうだいお茶会」!
ポコアポコカードの絵を描いている石合先生からアートセラピーについてのお話を聞いて、パステルで心のお掃除をして、シェアする、という「お茶会」では済まされない中身の濃い会でした。
ポコアポコ・アートセラピストは、知らず知らずのうちに溜まっていったいろんな気持ちを、カードや色で見える化し、気づき、受け入れることで、いろんな感情も自分の一部だ、愛していこう、をお手伝いします。
それが、いわゆるアートセラピーの中ではどういう位置付けになるのかが、今回のお茶会でのテーマでした。(詳しくは後半で)
石合先生リードで心のお掃除。結果生まれたこのアートを見て
「あ〜、私よくやったなぁ。よしよし。なんか不思議にスッキリ〜」。
(優しくしすぎてたな、バランス取ろうと頑張ってたんだな。冷静でいなきゃいられなかったよね。
イライラ、ムカムカも、本当は感じてた。)
(バランス取らなきゃいられなかったのは仕方ないとして、今度は自分も優しくしよう。)そう思えました。
感じてたこと、 相手に届けていなかった思いを 言葉ではなく色で、 人にではなく画用紙に。 投げるんじゃなくて、 丸く丸く撫でていく。
一人でやらないのがまた良いと、最近感じています。
自問自答も良いんだけど、
誰かに問われ、色で表現し、 俯瞰で眺める。 眺めたことを、感じたままに、 言語化して、聴いてもらう。 そのことに対するリアクションを受け取る。
この一連のやり取りだからこそ、意味があるような気がしています。
決定的に何かが解決!ってわけではないけれど、心の膜がゆるっとなる、この感じがいいんです。
劇的な効能はない。ないんです。
でも、確実に気持ちに変化がある。じんわり効いてくる。
「アートセラピー?自分には必要ない」って思う人が多いと思う。
でも、やってみると、「自分には必要だった」って思う。
それが、ポコのアートセラピーの魅力です。
開催してくださった押田先生、石合先生、お話聞いてくださった皆様、ありがとうございました。
アートセラピーとポコ
アートセラピー、って言われてどんなことをイメージしますか?
とあるドラマで、精神を病んだ人が病棟の中庭で絵を描いているシーンを見たことがあります。
精神的に健康な人でも、いいなぁと思う絵を見て癒される、ということもあるでしょう。
そもそも、【アート】っていう括りが広すぎてイメージが湧かないかも?
いずれにせよ、大半の人にとっては、あまり身近ではないような気がします。
ところがです。
実際には、いろんな人がアートを通してストレスを解消したり、自己表現をしたり、癒されたりしているのです。
例えば
悲しい時に音楽を聴いて癒されたり、元気な時にブーストをかけるように音楽を聴いたり。
綺麗だなと思う絵を眺めて気持ちがほっとしたり、演劇をみて一歩踏みだす勇気をもらったり。
最近は塗り絵が自律神経を整えるのに良いと言われたりもしていますね。
その中でも、「治療」「発育支援」「リハビリテーション」など目的を持ってアートを活用するのがアートセラピーと呼ばれる活動に分類されるそうです。
また、ポコでのアートセラピーは、エンパワメント型、つまり比較的健康な人が、自己理解や良いところをよりよく発揮できるように寄り添うタイプであると言えるのだそうです。
自分のいいところって、自分で見つけるのは難しい。だから、誰かとするのがいいんだと思います。
ポコアポコ・パステルアートセラピスト養成講座では、このアートセラピーが何を目指すのか、から始まり、画材への理解、講座で学んだことの活用法までを学べます。
元々はインストラクターの心のケアのためにできた講座。
インストラクターも受講生と一緒にワークをするので、自身の気持ちのリセットや振り返り、セルフケアにもなります。
カードでおしゃべり、が苦手な人にも、おすすめです。
パステルアートセラピスト養成講座の受講後に購入できる塗り絵の素材は、保健室での活用を想定してできたもの。これは色鉛筆でもOKなので、使える場面が幅広いのがいい所。
ポコアポコカードを使っての講座ですので、リードインストラクター養成講座の受講が前提となります。
12月の講座お申し込みは、今月末が締め切りです。