「幼稚園行きたくない」に寄り添うデイリータッチケア

  楽しく家族で過ごした後の月曜日。

 幼稚園や保育園に向かうお子さんの表情は、ウキウキ?どんより?

「いきたくない!」っていうお子さんが多いかな。

だって、土日家族と過ごせて楽しいもん! 

まだ曜日の感覚も難しい3才さん。

あなたはどんな風に声かけますか?  

泣かないで行こうね。

楽しいことあるよ!

さみしくないよ、大丈夫。

泣いちゃダメよ。   

こんな感じ?

では、あなたがお仕事に行きなくないとき。(もちろん行かなきゃいけないことはわかってますが。行きたくない日だってありますよね。大人が仕事行くのが辛くて泣いちゃうなら、ほんとに身体と心を休めなきゃいけないです。)

そんな暗い顔しないで!

楽しいこともあるよ!

行きたくないなんて思わないで!

って言われたとして、やる気、出ますか?

悪い感情なんてない。

 娘が幼稚園に入園して一週間。初登園の火曜日は、バイバイするまで泣かなかったのに 水曜日、木曜日と過ぎると『ママと離れるのが寂しい』と泣き始めるタイミングが少しずつ早くなり… 金曜日には、朝食をとりながら『ママと一緒に(朝)帰りたい』と嘆いていました。   

日曜日の夕方、『明日からまた幼稚園だよー』と言うと『え、ママとバイバイするの?』と。 

子どもなりに不安なんですよね。

私は『泣くの短くしたら、お砂場とかおままごととか、いっぱい遊べるよー

でも、泣いて良いよ。スッキリしたら遊べるよ。寂しいのは悪いことじゃないしね。』と言ってみました。 

それがうまく行くかわかりませんが、『泣いて良いよ』と言ったとき少し娘の緊張が緩んだように見えました。 

「こんな風に思っちゃダメ」なんていう感情はないんです。いろんな気持ちが言葉にならなくて泣くのに、泣くのまで我慢したらツラい。 泣くことで、他のことを我慢してることだってあるから。  

大人だって、問題が解決するわけちゃなくても、泣いたらすっきりして、またがんばれることってありますよね。

我が家のエピソードはコチラ

理由を丁寧に聞いてみて。

行きたくない=園で嫌なことがある、とも限らない、という時があります。

幼稚園の預かり保育に行きたくない子に話を聴いたら、「ママともっと一緒におうちで遊びたかった」と打ち明けてくれたことがありました。

そこがわかると、園に行けるような声掛けの言葉も変わってきますよね。

「行きたくない!」「行ってきて!」のやり取りが朝だったりして、ゆっくり話せない時には、取り合えず行ってもらって、帰宅後にちょこっとタッチや1 on 1で、はやめに解消することが、長引かないコツだと思います。

タッチケアは予防に。 

タッチケアで分泌されるセロトニンやオキシトシンは身体も心も落ち着かせてくれます。 

朝は何かと忙しいですが、起こすときに優しく撫でたりちょっと くすぐりっこしたり手を繋いだり抱っこしたり 日常のさりげない 触れる ということを少し丁寧に『応援する気持ち』を込めてみると まず大人が落ち着きます。

それが、子どもに伝わります。 オキシトシンは、ストレスからの回復を早める作用があります。 

5分間、ちょっと丁寧に触れてオキシトシンをチャージしてみると不安いっぱいの年少さんも幼稚園で楽しく過ごせるかも♪

大人の体温で子どもの身体も温まり、動きやすい身体にしてくれます。

身体が動くと、一歩を踏み出しやすくなりますよ。まずは身体を整えてあげましょう。

 幼稚園の門をくぐると繋いだ手をパッと離して駆け出していく、そんな日が待ち遠しいですね( *´艸`)

まとめ

・不安な気持ちを出し切って

・大人も深呼吸~

・温かいスキンシップで動きやすい身体にしてあげましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あなたの手で、心と心が優しく触れあえますように…