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【大人同士のタッチケア】
児童心理学の先生が講義で聞かせてくれた忘れられない話。
ケンカして言い合いながらも、お互いの身体のどこかが触れあっている夫婦と
ニコニコ微笑みあっていてもお互いの身体に一定の距離がある夫婦
危険なのは後者なのよ。
ちょっと思い出補正がかかっているかも。でも、内容はそんな感じ。
そうか、触られなくなったらオワリだな って、思いました。
目は口ほどにものを言う って言いますが触れる って、それ以上かも?
私たち夫婦は くっついてるの大好き夫婦
でも、産前産後、授乳期間中は触られるのがすごくイヤでした。
ちょっと触られるだけでもイヤだったから夫はしょんぼりしてました。その姿にすらイラッとするという、恐ろしい思考回路にハマっていた(笑)
触られるのがイヤ って究極の拒絶ですよね…そりゃ悲しいわ。よく我慢してくれていたなぁ。
娘の授乳が終わったら、なんてことない触れあいにも違和感はなくなりました。
授乳期間中に、夫がより育児に協力的になり、夫婦としてもチームワーク良く子育て出来たことも、大きな関係改善の大きな要因だと思っています。
クライシスはオキシトシンのせいじゃない
オキシトシンが攻撃性を高めるから夫婦関係に危機が訪れる、ともとれるような内容の番組もありましたが、
オキシトシン研究の権威、桜美林大学の山口先生によると、信頼できる人からのスキンシップと、そうでない人からのスキンシップとでは、心地よさの感じ方に差が出るそうです。
要するに、触れる手前での言葉やアイコンタクトなどのコミュニケーションをいかに丁寧にしているかが、スキンシップをどう感じるかのカギになっているわけです。
アイコンタクトをとる、相手を思い遣る行動や声掛けをする。こういったことで、その人自身にオキシトシンは分泌されます。
触れる人のオキシトシンが高まっていると、触れられた側のオキシトシンも同調するのだそうです。
オキシトシンは、抗不安作用、抗ストレス作用、身体と心のリラックスへの作用があることがわかっています。
母になっても、父になっても、お互いを丁寧に、ですね。