自分で!と頑張る3歳を「見守る」と「監視する」は紙一重。

ついに娘が授乳を諦めてくれました!!授乳服を処分したら、着るものがなくなりましたw

ちょっとママ離れした2歳9ヶ月の娘。

絶賛『お手伝いしてあげる!!!!』中です。

 生卵を割ることから始まり、玉ねぎ剥いたりトマトのヘタを取ったり。

そういうお手伝いならこちらとしても快く『嬉しいわ!』ってお願いできるけど、 

  包丁を使うのは事故やケガと隣り合わせ。 

でも、子どもがやりたいのってかっこいいこと! 

切る 炒める 混ぜる。そんなことばかり関心が高くて、 しかも『ママ!!一人でするから!!』って手を添えることも嫌がると、「危ないからダメ!」って言いたくなりませんかー? 

何度も言いました、でも効果ありませんでした(笑) 

だから、どこが どう危ないか、どうするのは危なくないのか、何度も話しました。 一人で数秒包丁を持たせても大丈夫になるまでに2ヶ月くらい手取り足取りお付き合いしましたよー。

 他にも、人形の着せ替えとか、子ども自身の着替えとか 自分でするから!っていうことが増えています。 

子どものそばで見ていると、ついつい『ここはこうだよ』と手や口が出てしまうんですよね。 

とりあえず時間がない時は本人に任せて、頭のなかで何秒かかるかカウントしています。長くかかっているようでも、実は1分くらいの奮闘で終わることもあるんですよね。  

時間が無い時ほど、大人が手を出しちゃうと「自分でしたかった~!」って子どもが怒っちゃうから、時間が無い時ほど子ども自身がやってみることって大事です。

上手く(子どもの思い描いたイメージ通りに)出来なくて本人がイライラしちゃったら、『イライラしちゃうよね、自分でやりたかったんだもんね。悔しいね』と気持ちに寄り添います。  

気持ちを言葉にしてあげるとそのうち子どもが自分で『できないー!くやしいー!』と言語化出来るようになります。  代弁、大事。

見守る と 監視するどっちになっていますか? 

 明鏡国語辞典MXによると 

◇みまもる【見守る】〔他五〕 そのものが無事であるように気をつけて見る。また、事のなりゆきを注意しながら見る。「子の成長を見守る」「手術後の経過を見守る」 目を離さずにじっと見る。凝視する  

例文でも、子どもには『見守る』を使うってハッキリと書いてあるんですね。  

 かんし【監視】〔名・他サ変〕不都合な事が起こらないように見張ること。警戒して見守ること。また、その人。 

ですって。不都合な事。誰に?って、親に、ですよね、多くの場合。 

例えば台所でのお手伝いの時はもちろん子どもの安全最優先ですが、片付けの手間が増えないように、とか汚れないように、とか そちらも気になるし…あぁ、つい、監視になってるかも。 

ちなみに、  

◇みはる【見張る】〔他五〕 《「目を見張る」の形で》目を大きく見開いて見る。「びっくりして目を見張る」◇「瞠る」とも書く。 よく注意して番をする。見張りをする。監視する。「容疑者を見張る」  

◇かんさつ【観察】〔名・他サ変〕物事の様相などを注意深く見る  

だそうです。 2年生長男の勉強を見ているときは完全に監視してます…反省。一方で、見られ慣れてるせいか、見られてないと不安。この先大丈夫かなぁと、心配です。 おっと、また監視になりそう… 

次男は良い意味で(自分で言う)親の視線から逃れているので、結構自由にやっているようです。  

 そして、自分の限界への挑戦を始めた末っ子。

なんでも自分でやりたい気持ち 出来なかった悔しい気持ち 難しそうなことはやりたくない気持ち。いろんな思いが混ざりあう複雑な時期ですが 、無理のない範囲で見守って、寄り添い、 応援できる存在でありたいなぁと思います。