4 私流☆仕事の中での活かし方(リドルキッズ受講レポ)

現在私は、幼稚園の預かり保育の補助職員としての仕事と、オンラインでタッチセラピー講師の仕事をしています。

勤務園で

勤務している園は一定数ASDのお子さんを受け入れていて、ご家庭の希望で預かり保育に参加することができます。

場面の変化が苦手な子は、預かり保育のお部屋にくるとわかると泣いてしまうことがあります。
そういう場合、放っておくのがいい、とする支援者も世の中にはいます。関わろうと必死になるあまり、刺激を与えすぎてパニックを強めてしまうこともあるからでしょう。
そういう関わりの時、たいてい大人の方が焦っていたり、苛立ったりしている気がします。

ティナから教わったタッチをしながら寄り添うと、泣いている子どもの気持ちが安定するのはもちろんですが、関わる大人も穏やかに、寛容にしてくれます。


ASDの講座で、言語に頼らないコミュニケーションの方法を学べたことは、定型発達の子との関わりでもとても役に立っています。

定型発達のクラスにいても、預かり保育にくると慣れない環境で、慣れない先生の中、普段あまり関わりがないお友達とも過ごさなくてはなりません。

不安で泣いてしまう子、固まってしまう子、先生にピッタリくっついて離れない子、さまざまです。

声をかけてもお返事がなかったり、ずっとうつむいていたり。

言葉に頼らないコミュニケーション方法は、こういった子とも打ち解けるきっかけを与えてくれています。

オンライン講座講師として

オンライン講座では、1対1のプライベート講座という形にしています。

質問によって学びがより深められることを経験したので、

事前に、どんな人に、何を目指してタッチセラピーをしたいのかを丁寧に聞き取り、内容を作っています。

講座でティナは、親が子に触れない、その背景と歴史の長さを頭の片隅に置いておいて、と教えてくれました。

タッチセラピーのルールや手順を伝えるだけでなく、お子さんと自信を持って関われるようなサポートにも重点を置いています。

例えば、お子さんの特性や好きなこと、お母さんがどんな場面で困りごとがあるのか、どんな対応をしてきたのかをお聞きします。

それまでうまく行っていたことは大切にして、励ましつつ、そこにタッチをどう入れこめるかを一緒に考えます。

発達障害やASDの子との生活は、1日1日を過ごしていくのが精一杯な時も多いですよね。

そんな中で新しいことを取り入れていくのは、とてもエネルギーが必要になります。

ご希望があれば講座後にもう一度フォローアップ講座を実施することで、「これでよかったかな」という迷いや、「習ったのにできない」という戸惑いや焦りが解消されればいいなと願っています。

続く

当講座の自閉症向けタッチセラピー講座もこちらのフォームからお申し込みください。

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