後期早産児のお話

ネットでこんな記事を読みました。

【34~36週で生まれる後期早産児 「自分は恵まれている」…悩みも】

私の長男は、34週で高位破水、36週に入ったタイミングで陣痛促進剤を使い、2,300gで生まれました。
いわゆる後期早産、低出生体重児です。

母子手帳には「早産」と書かれています。

東京から産後の手伝いにきてくれた母は、「こんなに小さいの。。。」と涙。私は長男の体の大きさに「まぁこんなもんだろうな」と特に悲観していなかったので、その感想は衝撃でした。

同じ日に生まれた赤ちゃんは4,000g超。確かに比べると小さい。。

身体が小さいからか、体力がないからなのか、飲んでもすぐに寝てしまって哺乳量がとにかく少なくて、授乳後に体重を測ってもほとんど変化なし。
でも母乳指導厳しめの産院で、母乳が少なくてもミルクを飲ませる選択肢は勧められませんでした。
飲んでないからお腹が空いて、すぐに泣く、ちょっと飲ませると寝てしまって、また起きて泣いての繰り返し。
例えば1時に泣いて、15分かけて授乳して、2時にはお腹が空いてまた泣いて。
それが24時間。合間にオムツを替えて、自分の食事、シャワー、診察。
早産のリスクとして呼吸が安定しない可能性があり、長男には呼吸のチェックをする機器が装備されていました。
これがたまに「ピーピー」と鳴るんです。その緊張感がまた凄くて。
頻回授乳だったから母子同室にしていて、でも「もし私が寝てる間に何かあって、私が気づかなかったら」という恐怖がいつもありました。(確かナースステーションにも連絡が行くようになっていたはずなんだけど、いろいろ判断力が落ちていたんだと思います)

新生児黄疸の治療で長男を預けて先に退院した時、ものすごくホッとしたのを覚えています。
「とりあえず、今この時は私は息子の命の責任から解放されている。」そんな気持ちでした。

幸いにも、1ヶ月健診では周りの子に体重が追いつき、ベビーマッサージのおかげか早産だったと誰も思わないほどに大きくなりました。
うつ伏せを嫌がり、6ヶ月ごろ、腰が据わってから寝返りをしました。ハイハイは、つかまり立ちが始まってから始めました。発語は1歳過ぎたころ。歩き始めも、ゆっくりでした。
中二になった今、私の身長を抜いてくれようとしています。むしろ、体格を見て「スポーツしてるの?柔道?ラグビー?」と聞かれます。がっしりしてますが、美術部ですw

前出の記事にあるような、早産が長男の発達にどういう影響が出ているのかは、今のところ分かりません。
発達がのんびりに感じることはありましたが、それを早産と結びつけられたことはありません。

幸いにも、だと思います。

記事に寄せられたアンケートの記述には、共感するところもたくさんあります。

前向きな言葉に傷ついたり、悲観的な言葉にショックを受けたり。どちらも、悪意がないのだと思います。

私が思うのは、今目の前にいるその子を愛おしく思ってもらえれば、それで十分なのではないかということ。

「笑うと目が細くなるねぇ、かわいいねぇ」とか、そういうことが私は嬉しかったし、道ゆく人に「あら、かわいいわねぇ」と声をかけてもらって「あ、この子は可愛いんだな」って思うことができて、愛おしくなりました。

目の前の我が子を、同じように愛してくれる人が身近にいたことで、私は今日まで子育てが出来ています。