成長と共に触れる量が変わります (長男卒園)

サクラ満開になりましたね!

新年度を迎えましたが、すこし前の話題を。

この春、長男が幼稚園を卒園しました。

卒園式当日、

卒園証書授与式の前に、保護者向けに

入園前の慣らし保育の時の写真が全員分、スライドショーとしてスクリーンに
写し出されるのです。

そこから親は号泣なわけで。

3年間の思い出が、ぶわぁーっと、心によみがえって溢れます。

長男は、入園当初は幼稚園に行くのが本当に嫌で嫌で
幼稚園バスに乗せるまでがとても大変だったので、
私の方まで、朝が来るのか憂鬱になるくらいでした。

体操服は着ない、
バス停までは大泣き、歩かない、
バスが見えたら逃げる、
バスに連れていくと私にしがみついて離れない…

(でも、次のバス停につく頃には泣き止んでいたそうです。時間にして五分もないくらい!)

帰ってきたら、『ママ~!』とバスから駆け降りてくる長男を、私も、ぎゅっと抱き止めていました。

それが、4月下旬になると
バス停まで自分の足で歩いて行くようになり、
朝泣かずにバスに乗れるようになり、
帰ってきたら、私を見向きもせず弟に駆け寄り、
それでも、幼稚園に行きたくない日の朝はバスが来るまでだっこをせがんで。

ところが、年中になると、
手を繋いでくれるのはお友だちがいないとき限定、
バス停では『だっこ!』と言わなくなり、

年長になると、

(年少になった弟に譲ってくれたのかな)

バス停までも手を繋がなくなり
その代わりに、幼稚園での出来事や楽しみなことをたくさん話してくれることが増えて、
バスから降りて私に抱きつくのは次男に代わり、

だんだんと、長男は、私の体から、手から、離れていったんだなぁ…と感じました。

親子のスキンシップは、子どもの年齢と共にその量や質が変わると言われています。
親子のスキンシップが減っても心が安定するのは、お友だちや先生とのスキンシップが増えるから。

本当に、その通りですね。

だんだんと長男とのスキンシップは減りましたが、朝私が必ずしていたことがあります。

それは、見送りの時に長男の頭を『ポン、ポン』と触ること。

『いってらっしゃい!楽しんできてね!』と言葉を添えて。

さて、小学校に入学しても、やらせてくれるでしょうか??
小学生の長男とは、どんなスキンシップができるのかしら…

いつかは、スキンシップにも照れたり嫌がったりするのでしょうね。
私も、心構えをしておきます!