寄り添う声かけ 鼻詰まりのケア

(2016年11月の記事を再編集したものです)

どっちのが安心?

我が家では娘がお薬イヤイヤで、耳鼻科に通う日々が続いています。

耳鼻科の診察中。
診察を嫌がる娘は私の膝の上で必死に抵抗します。なので、看護師さんが数人で頭や娘の手をホールド。そんなときの看護師さんの言葉です。


『はい、動かないでね~』
『ほらほら、動くと危ないからね』


『お耳お掃除するよ~』
『シューッって聞こえるだけだからね』『もう少しで終わるからね~』

さて、安心感のある声掛けは、どちらだと感じましたか?

大変ありがたいことに、娘がお世話になっている耳鼻科の看護師さんの声かけは2です。

診察のたびに大泣きで抵抗する娘ですが、看護師さんは、娘に優しく語りかけながら、ガッチリと娘の身体をホールドしてくださいます。
親としては本当に安心!

娘はまだ2歳前ですが、
鼻を吸う前には『お鼻のお掃除するよ~』
耳の診察では『ちょっとシューッて音がするよ~』
そして、『もうすぐ終わるからね~』『あと少しだよ~』
と、丁寧に語りかけて下さっています。
(大泣きする娘の耳に届いているかはわかりませんが…)

不安な時に欲しい言葉は

1のような声かけも、黙って抑えられているよりは、ありがたいです。
でも、暴れる娘を膝にのせ、驚くような力で抵抗する手足を押さえつけながら冷や汗をかいている私にとっては、『動いたら危ないからね』と言われると、親としての責任を感じてしまってとても焦ります。

そんな、親の不安な気持ちも子どもには伝わっていますよね…

『あと少しだからね~』『がんばれー』という言葉は、私が何より励ましてもらっているかもしれません!

  • 今何をしているかがわかる
  • ゴールが見える

これだけで、
ものすごい安心感。
『心に寄り添う』って、こういうこと!

鼻水が出やすくなるタッチケア

家庭で出来るケアとして、鼻がズルズルするときには、
鼻水を出しやすくするタッチングもしています。

小鼻の両側を、外側に向かって繰り返し撫でてあげます。
(片手はカメラを持っていたので、写真は触れる場所の参考まで…)

私は
『鼻水出ろ 出ろ~』
『苦しいの嫌だね』

と声をかけながらタッチングしています。

出てきた鼻水はティッシュで拭くと鼻の下がカサカサになってしまうので、
私はホホバオイルを鼻の下に塗ってあげたり、ティッシュは使わず指先で取ってあげています。お風呂で鼻水を出す練習をするのもオススメです。

ママの手が冷たいときは、手首をブルブル~っとしたり、指先を揉んだりして、末端に血液を送ってあげると良いですよ♪

子育てのなかでは、子どもが楽しくないこともしなくてはならない場面って多々ありますよね。

お風呂でのシャンプーとか、おむつ替えとか。こんなときにどんな言葉をかけるか 、とっても重要ですね。

「シャワーかけますよ~」「シャンプーしようね」「流しますよー」「あと十秒!」「がんばったね~!きれいになったよ」

「上の前歯から磨くよ」「奥にいきまーす」「ほっぺのほう磨くよ」「下の歯ね」

こんな声掛けはどうでしょう。娘は、私が黙々と歯磨きするときはずいぶん痛がるのですが、声掛けをしながらの歯磨きだと痛がりません♪

子どもとの日常会話のなかでも、子どもの心に寄り添った言葉かけをしているかな、」と気を付けていこうと思います。