子どもと1on1してみた

好きなことを話せる「おしゃべりタイム」

1on1、聞いたことありますか?

私は、ドラマ「私の家政婦ナギサさん」で知りました~。

一般企業に勤務している夫は知っていたので、お仕事している人には一般的なのかな。

ビジネス系のサイトには1on1に関する記事がたくさんありましたので、検索してみてください。

親子の1on1は、我が家では

  • 一人15分、好きな内容でお話できる

という、簡単なルールにしました。

まず結果からお話すると・・・

五年生の長男(HSP)は、ゲームの話をたくさん。

三年生の次男は、好きな科目や曜日を話してくれました。

年長クラスの末っ子は、明日幼稚園で作戦会議があること、好きな絵本の考察などたくさん話してくれました。

「話をしたい人」であるために

私が意識したのは、

①どこかに触れながら話す。(だっこ、並んで座る、など本人の好みで)

②スマホを触らない(相手に集中)

③うなずき、相槌を積極的にする

④こちらからは開かれた質問に徹する。(事情聴取にならないように)

この4点です。

これだけで、子どもたちはたったの15分の会話を濃密に楽しんでくれました。

このポイントは、ソフィアフィトセラピーカレッジで開催された、桜美林大学の山口創先生の「ハンドケア・カウンセリング講座」で学びました。

講座の中で、3分間話しかけ続けるけど無視される、相手にされない、という時間を体験するワークがあったんです。

もう、苦痛で苦痛で。3分が死ぬほど長くて、だんだんと話す気力も失って。

クライアント、カウンセラー、観察者と、同じグループの皆さんと役割を交代しながら気づいたんです。あ、これ見たことある、と。

話を聴くときの態度って、日常生活での会話になると、いい加減になっちゃうんですよね。子どもの話を聴くときなんて、長いからつい家事しながら、テレビ見ながら、スマホ触りながらが当たり前になってて。

親って、何かあったら子どもは相談してくれる、頼ってくれるよね!って思うものですが、

子どもの側からしてみると、普段何気ない話を聴いてくれない相手に、大事な話、まして自分の価値が下がるかもしれないようなネガティブな話なんて聴いてもらえるとは思えないですよね。

ましてや、勇気を出して話しても、「誰がやったの?」「いつ?」なんて、話そうと思ってなかったことも根ほり葉ほり聞き出されたら、憂鬱極まりない。

そんなわけで、全身で「今はあなたの話を聴くよ!」という姿勢で、本人の話したいことを興味を持って聴くように意識しました。

ひとまず親子の1on1は成功です♪

聴く側が、身体を温めて、リラックスした状態でいることも、相手が安心して話せる要素です。

お風呂の時間や、お風呂上り、おやつタイムなどに、ちょっと意識して、子どもの話したい話題をじっくり聴いてみてください。